第11回そうじの力全国大会を開催いたしました!

弊社の支援先企業が一堂に会する「そうじの力全国大会」。
第11回目となる今回は、データライブ株式会社のIT機器備蓄倉庫「KSC GRANDOCK」(埼玉県宮代町)を会場に開催されました。

全国各地から支援先企業およびオブザーバー企業の皆様、総勢37名が参加。
最も遠方からは、大分県よりご参加いただきました。

ホスト企業のデータライブ株式会社は、メーカー保守が終了したITハードウェアの第三者保守を行うIT企業です。
備蓄倉庫「KSC GRANDOCK」には、本体やパーツなど国内最大規模の約38万点ものIT機器が保管されています。

同社はもともと独自に環境整備に取り組んでいましたが、8年前より弊社の支援がスタートしました。

今回の全国大会は、

  • データライブ株式会社による活動報告と倉庫見学からなる【第一部】
  • 支援先各社による取り組み発表からなる【第二部】

の二部構成で実施されました。

第一部 データライブ株式会社活動報告・倉庫内見学

はじめに、データライブ株式会社山田社長より、事業の概要とこれまでの歩みについてお話しいただきました。

「やってはじめて腑に落ちる」ことについて「なぜやらないといけないのですか?わかるように説明してください」と言う方々に伝え続けた時期、どんなに言葉を尽くしても納得してもらえず、活動が進まなかったこと。
コロナ禍での在宅勤務により、それまでの活動がリセットされてしまったこと。

しかし、そこから活動を備蓄倉庫に集中したことで環境が変化し、人が育ち、今日に至ること__山田社長の言葉には、環境整備にかける強い信念と熱意が込められていました。

続いて、環境整備の現場リーダーによる活動報告へ。

物の整理整頓だけでなく、情報の整理整頓も定期的に実施していること、またコーポレートカラーを活用し、表示のデザインやイメージを統一していることなど、実践的な工夫が紹介されました。

「環境整備活動によって3つの強い“個”が育ち、それが強い“組織”をつくる」というスライドの言葉に、参加者の皆さんが深く頷かれていたのが印象的でした。

そのあとは3班に分かれ、倉庫内の見学を実施。
それぞれの改善場所で、社員さんたちが丁寧に解説をしてくれます。

参加者の皆さんは熱心にメモや写真撮影を行っていました。

商品管理の徹底や従業員の安全確保はもちろん、情報セキュリティ対策も万全で、高い品質の背景には「徹底した環境整備」があることを実感できる見学会となりました。

第二部 支援先各社活動発表会

第二部では、参加された弊社支援先10社による、自社の活動発表会が行われました。

当社の環境整備支援には、決まった「型」がありません。
各社がそれぞれ自社に合った形で整理・整頓・清掃に取り組んでいるため、発表内容もバラエティーに富んでいます。

ただ、「マンネリへの打ち勝ち方」や「全員参加への取り組み」は各社共通の課題感があり、それぞれに対し各社の工夫やアプローチが光る発表でした。

最後に、ご参加いただいた皆様から寄せられた感想の一部を以下にご紹介します。

社員さんたちが自主的に取り組み、楽しく仕事ができている様子が伺えました。結果、成果につながり、業績が向上していることがわかりました。我が社も、全員でそうじに取り組もうと思いました。
現在「勤務時間が違うから」という理由で、掃除する人・しない人に分かれてしまっています。
全員に向け、そうじの意味や必要性を伝えていきます。
(中鉢建設株式会社 中鉢 悟 様)

見学資料の1ページ目が避難経路図であることに驚き、場内を見学させていただき納得しました。
区切りのあるエリアの境目だけでなく、ラックのいたる所に誘導表示が貼ってあることや、消火器の表示が目線より高い位置に表示されているところがあるなど、安全意識の高さに驚かされました。
他社の発表を聞き、遊び心を取り入れて、楽しく環境整備を行う工夫を真似したいです。
(株式会社小河原建設 小河原 悠司 様)

表示標識がコーポレートカラーやフォントに合わせてデザインされ、統一されているのがとても良かったです。また、配線をまとめて高架化しているのが見事でした。
何より、環境整備の成果を、社員さんが自信をもって説明されているのがとても良かったです。
各社の発表では、ただ整理・整頓・清掃でキレイにしているのではなく、コミュニケーションの場として活動されているのが印象に残りました。
(I社 S様)

徹底的に整理整頓をすることに、社員さんたちに迷いがない(変化をさせ続けることに前向きな空気がある)ことを感じました。案内してくださる社員さんの人柄も、良く伝わってきました。
各社の発表の中で「そうじでコミュニケーションが良くなった」という社員さんのコメントが多く、印象に残りました。
(Yi税理士事務所 桒原 賢志 様)

環境整備に取り組む社員さんの表情が明るく、雰囲気が良いことが印象的でした。
我が社では全員を巻き込んで環境整備を推進することはまだ難しいですが、まずは「気づいた箇所をきれいにする」という意識を社内に根付かせたいと感じました。
(株式会社データビジネスサプライ 東郷 裕明 様)

整理整頓の様々な手法を知れたことも勿論よかったのですが、各社の発表を聞く中で、取り組みに至る動機から、従業員の意識改革がどのように進んできたのかがよくわかり、参加した意義がありました。
(D社 K様)

次回の「そうじの力全国大会」は、開催予定が決まり次第、当ホームページにて告知してまいります。

直近のイベント開催予定はこちら(↓)よりご確認いただけます。

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