わたしたちの考える「そうじ」
私たちは、「“そうじ”とは、本質を明らかにし、究めること」だと考えています。
たとえば、床面を拭くと、ゴミやホコリが取り除かれ、本来の地肌が現れてきます。
これが、「本質を明らかにする」こと。
さらに、磨きこんでいけば、新品の状態よりも、もっと輝くかもしれません。
これが、「究める」こと。
- 山積みのモノを整理し、必要なものがすぐに使える状態にすること
- モノの位置や量を適切にし、誰もが使いやすい状態にすること
- 危険なものを取り除き、安全を確保すること
- 適正なメンテナンスで、モノが本来の機能を発揮できるようにすること
- 環境・システムの工夫、改善、更新を重ね、より高度な仕事ができるようにすること
これらはすべて“そうじ”と言えるでしょう。
社内の「そうじ」を進めていくと、
どんなことが起こる?
こうした取り組みをしていくと、必ずといっていいほど、「社内の問題」が表面化してきます。
- 必要な情報がきちんと伝達されているだろうか?
- 意思疎通の障害となっているものが何かあるのではないだろうか?
- 言いたいことが言える、やりたいことがやれる環境が社内に作られているだろうか?
- 表面には見えない本当の問題が隠されていないだろうか?
- 本来の仕事への集中を阻害する無駄な仕事をしていないだろうか?
- ルールや手順が曖昧で、「なんとなく」になっていないだろうか?
このように表面化してきた問題に、ひとつひとつ手を打っていきます。
すると、
- 各人が本来の持てる力を発揮できるようになる
- 互いに気持ち良く仕事ができるようになる
という社風が生まれてきます。
「環境」を自らの手で変えていくことで、「意識」と「組織のしくみ」が変化する。
これが、「そうじの力」です。